GA

2011年9月20日火曜日

ゲーム化による問題解決

ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究 国際ニュース : AFPBB News
ワシントン大生化学研究室のファース・ハティーブ(Firas Khatib)氏は報道陣向けの発表で、「自動化による手法で解けなかった問題を、人間の直感が解決できるかを確かめたかった」と述べ、「ゲームプレーヤーの創意工夫の能力は恐るべきもので、適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができるだろう」と語った。
困難な問題をゲーム化により解決へ導くというアプローチは、
Jane McGonigalのものに近いといえます。 

AmazonのMechanical Turkのようなプラットフォームをこれに応用すれば、
研究者は新たな問題をクエストとして投入し、
プレイヤーはそれを新しいチャレンジとしてプレイする、
という一連のサイクルができるので、
より継続的に成果を出し続けることができるのではないでしょうか。

 

2011年9月12日月曜日

Mozzila Badges

Badges - MozillaWiki オンライン/オフラインで行ったらあらゆる学習活動の結果を 一括管理するためのプラットフォーム。 自分の持っているスキルを一覧できるので、 今取得すべき/強化すべきスキルは何かを知るためにも役立ちそうです。

2011年8月29日月曜日

ファッションECサイトでもゲーミフィケーション需要が高まる

【コラム】売るだけじゃない、ファッションECがエンタメ化 - インサイド - 2011年08月28日 - Fashionsnap.com

買う側が1人でディスプレーに向かうばかりではない。一部のショップでは、着せ替えサービスをタブレットで表示して、試着室を使わないでコーデを提案する接客も始まっているという。自慢のコーデを競う投稿コンテストも盛んだ。コーデでつながるSNSも定着しつつあり、顧客の囲い込みに効果を発揮している。今後はアプリと内蔵カメラを組み合わせてのコンシェルジュ的サービスも広がりそうで、「遊べるEC」は加速するばかりだ。

ECサイトに限らず、店舗側の都合で物を買わせる姿勢にはウンザリ、
ってことありますからね。

いかにしてユーザに主体的な購買活動をさせるか。
ゲーミフィケーションが最も効果を発揮する領域の一つだと思います。


2011年8月9日火曜日

マイコミジャーナルにもゲーミフィケーションの記事

【レポート】ポイントにレベル、これからのアプリの成功のカギはゲーム化にあり!? | 経営 | マイコミジャーナル

一般のニュースサイトにもゲーミフィケーションという言葉が登場してくるようになりました。

例としてあがっているのがFoursquareとNike+だけというのが寂しいところですが、
Gamification by Design(Gabe Zichermannの著書)の中でも
その2つは度々取り上げられているので、ゲーミフィケーションという概念を説明する上では
わかりやすいケーススタディという事になるんでしょうね。


2011年8月8日月曜日

TEDでのJane McGonigalのスピーチ(日本語字幕つき)



前にYoutubeで見たときは字幕なしだったので
細かいニュアンスがわかりませんでした。
やっぱり適切な翻訳がついてると安心しますね。

YouTubeのCC→日本語翻訳だと内容が8割方カオスになるんですが、
あれは英→仏なんかだと効果あるんでしょうね。


MINI "GETAWAY STOCKHOLM" キャンペーン

【短期集中連載】カンヌ・あの傑作の舞台裏――第2回 GETAWAY STOCKHOLM(MINI) | AdverTimes(アドタイ)



1週間の期間中、参加者1万1413人の平均プレー時間が5時間6分に上りました。あなたのターゲットを1週間で5時間、ブランドに接触させる労力を考えれば、その大変さがわかるはずです。PRについても予想以上でした。ゲームが始まる前から話題が広がり、作戦を練り始めていましたし、期間中は街中でふいに走りだすユーザーたちがそのまま屋外広告になったんです。

1万人以上が参加し、平均プレイ時間は5時間以上、
結果として販売台数増に貢献しており、
関わった人たち全員が幸せになっている案件かと思います。
(追いかけっこも楽しそうですし)

走り回っている人を見たとき、
ゲームに参加している人からすると
「あいつもプレーヤーだな」というのがわかると思うんですが、
このゲームを知らない人も引き込めるような仕掛けがあれば
よりユーザ数を増やすことができるんじゃないかと思います。


考えておきたいこと:
ゲーム非参加者が実施中のゲームに接触した際に、
プレイに誘導されるような仕組み

理想主義者かリアリストか

Gamification is Not a Four-Letter Word | Gamification Blog

gamificationは金儲けの道具でも理想主義者のたわごとでもないよ、という話。

気をつけないとソーシャルゲームと同じ轍を踏むことになりそうなので、
地に足のついた議論が引き続き必要かと思います。

BMW Guggenheim Lab


Urbanology: Guggenheim and Civic Engagement through Games | Gamification Blog

BMW Guggenheim LabがNYCにオープンした。

このプロジェクトのねらいは、
都市計画におけるポジティブな相互作用のためのプラットフォームとしての機能を果たすこと、
皆が共有する場所の分析を行うこと。

Urbanologyというゲームを通じて、
街が成長し、住人たちによる継続的な変化が起こる際に生じる問題点について考える。

Gamificationというにはいささかシリアスな問題を扱ってはいるが、
ゲームの持つエンゲージメントの力に関する好例にはなるだろう。

グッゲンハイム美術館が移動式ポップアップラボ-都市計画の実体験の場を提供 - ニューヨーク経済新聞

2011年8月2日火曜日